BAR業態様 限定

バーテンダーズ アイ

「BARTENDER`S EYE」は、首都圏を中心としてバーや、そこで働くバーテンダーのこだわりを紹介する読み物。プロとしての技術は勿論、接客からインテリアまでバーテンダーのこだわりを客観的な視点で語ります。バーテンダーの仕事は、お酒を振る舞う手法に専心する…、つまり「凝らす」ことにあります。プロフェッショナルとしての「凝りよう」がバーという空間を決定づけ、その店独特の雰囲気を作り出していると言っても過言ではないでしょう。このコーナーでは、毎回一軒のバーと、ひとりのバーテンダーにスポットを当て、その店が作り上げている酒の世界観に触れていきます。

第13回

世界一バーテンダーの栄誉を持つ石垣氏は、自身のバーでも数多くのオリジナル・カクテルを用意している。この日用意してくれたのは、ビーフィーター24を使用した「織部」。茶人「古田織部」をイメージして作られたユニークな一杯だ。

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至福の一杯と考えぬかれたバーツール

第12回

ざくろの花言葉は優美…。その言葉通り円熟した優美なテイストを提供するのが、「酒仙堂」のジャックローズである。店で使われるざくろシロップは自家製。氏が銀座の名店「オーパ!」に勤めている頃、オーナーの大槻健二氏から学んだ製法だ。

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珠玉の一杯

第11回

「AVANTI(アヴァンティ)」と言う店名を聞き、「おや!?」と思われる方は多かろう。「Suntory Saturday Waiting Bar AVANTI」 は、TOKYO FMのラジオ番組である。番組中、AVANTIは、元麻布の閑静な住宅街にたたずむ実在のイタリア料理店という設定。

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思い入れのあるツール

第10回

バーカウンターは、BARの「レーゼン・デートル」だ。扉を開け、カウンターへと歩み、シートに身を委ねる。バックバーに鎮座するボトルたちを品定めする前に、手に触れるのは「BAR」という呼称の語源とされるカウンター。

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思い入れあるインテリア

第9回

酒仙堂は、私が「銀座でもっともひとり呑みに適したBAR」として、勝手に推奨している一軒。オーナーひとりで切り盛りする店として、そのつまみの充実度にも目を見張るばかり。

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自慢のバーメシ

第8回

清水氏が取り出したのは「ボトムズアップ」グラスだ。ボトムズアップ・グラスは、三角錐を逆さにした形状のグラス。尖がった部分が底になっているため、グラスの酒を飲み干すまでは、どこにも置くことができないという、酒好きのためにあるような代物。

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自慢のグラス

第7回

バーテンダーと聞くと夜のイメージばかりが先行しがちだが、現在のバーテンダーはそうとも限らない。 実業団選手顔負けのタイムでフルマラソンを駆けるランナーあり、ツール・ド・フランスばりに山岳地を疾走するサイクリストあり...

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プライベートの一軒

第6回

バーテンダーが客と接する際は、正対しているのが常である。つまり、バーテンダーと客は向い合わせの位置関係にあるのが当然だ。客を向い入れる時、オーダーを取る時、シェイカーを振るう時、モルトの説明をする時、洒落た会話を交わす時、そのいずれのシーンにおいても、バーテンダーは客と向き合う。

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趣向を凝らした小物

第5回

「リキュールをストレートで呑んで頂くスタイルを広めて、明日への一杯を演出してみたい」、そう語る堀切氏は、2年間のアルバイト経験があるとは言え、プロとしてのキャリアは、まだ半年。しかし、志は高く、そのポリシーにもぶれはない。

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未来の巨匠

第4回

松濤倶楽部は、私が20年来通う一軒。そこにこんな一杯があるとは、つゆ知らず。オーナーの児玉氏はこう語る。「『モスコミュールを辛口で』とオーダーされることが多く、色々と試行錯誤を重ねて来ました。その結果、辿り着いたのが、生姜をマドラーとし、そのまま添えたこのスタイルです」。

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凝りに凝った一杯

第3回

ひと言に「BAR」と呼んでも、個々によって抱いているBARのイメージは、確定されていないものだ。それでも菊地氏は「パっと、見た瞬間『む、ここはBARだ』と思わせる」デザインに仕上げたかったと言う。

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思い入れあるインテリア

第2回

BARという店柄、ツマミを片手に「グイグイ」と酒を呑む…というシーンは珍しい。だが、そんな呑み方を演出するのが、この「神戸菊水・黒毛和牛コンビーフ」だ。コンビーフは厚めにスライスされ、少量のマスタードと塩が添えられる。

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自慢のバーメシ

第1回

「営業中に使用するものではないのですが」と注釈付きで、前田氏がその凝りようについて語ってくれたのは、バックバーの真ん中に鎮座する鈍い黄金色をした蒸溜器アランビックだ。私はその存在に気づいてはいたが、不覚にもちょっとしたインテリア程度に捉えていた。

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自慢のツール